秋冬は乾燥,春や秋口は花粉と年中関係なく,室内の空気環境は気になりますよね.
本記事ではPanasonicの加湿空気清浄機の最上位モデルのF-VXU90を使用感レビューします.
この記事で分かること
- 加湿の具合
- 機能の使いやすさ
- お手入れのしやすさ
- アプリの使いやすさ
- 費用対効果
- 花粉症やアトピー対策
目次
F-VXU90の基本情報
まず、2021年 月にPanasonicから発売された加湿空気清浄機F-VXU90の基本情報をご紹介します。
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この項目に関してはPanasonicの公式HPからの引用を含みます。不要な方は読み飛ばしてください.
〇花粉やハウスダストを吸引するために最適な吸引口
Panasonicの空気清浄機の吸引口は本体の前面についています。
このおかげで粒子の大きい花粉やハウスダストを床に落ちる前に吸着することができます。
〇多彩な吸引モード
「3Dフロー花粉撃退気流」が搭載されており,汚れの種類を判別して汚れに合うような気流を3種類から自動で選んで切り替えます。
また、手動で気流や風量を選択することも可能です。
このほかにも、花粉撃退運転、留守そうじなど風量とルーバーの動作によって目的に合った動作を実現しています。
〇ナノイーX 48兆
花粉を抑制するOHラジカルの量がこれまでの100倍(同社比)の48兆個/秒、
花粉を99%以上抑制するまでのスピードも(同社比)4倍となり素早くしっかり花粉・ハウスダストを抑制できます。
この48兆個/秒のナノイーXはこの最上位モデルにのみ搭載されています.
〇高精度なセンサー
5つのセンサが空気の汚れや人の動きを検知し、快適な居住区間を作り出します。
高感度ハウスダストセンサー
けむりやアレル物質など、最小約0.3μmの微細な粒子までしっかり検知します。
湿度センサー
湿度を自動で調整する「自動運転」を搭載しています。湿度は『高め』『標準』『控えめ』の3段階で設定できます.
においセンサー
お部屋に充満するさまざまな生活臭をセンサーが見つけ、ニオイを取り除きます。
照度センサー
お部屋が暗くなると、風量と表示ランプの明るさや運転音を抑えた「おやすみ自動運転」に切り替えます.
ひとセンサー
上部に配置したセンサーが、人の動きを検知してホコリの舞い上がりを予測。ハウスダストが広がる前に、集じんをスタートします。
〇3つのフィルタ
プレフィルター、HEPAフィルター、脱臭フィルターの3つのフィルターにより空気をきれいにします。
プレフィルター ペットの毛や繊維など比較的大きな汚れを取り除きます。
HEPAフィルター 花粉やPM2.5などの微細な粒子も、しっかりこしとります。
脱臭フィルター ナノレベルの超微細な穴でニオイの元を吸着する活性炭。粒状にしてそのままフィルター枠に貼り付けました。
〇お手入れ簡単
フロントパネル 本体を動かさなくてOK 。前面パネル、各種フィルターを外すだけ。
各種フィルター プレフィルター約2週間に1回、ホコリを掃除機などで取る。水洗いも可能。
タンク 取り出しやすい構造になっており、タンクの給水口も広口なのでタンク内に手を入れて洗うことができます。自立するので給水も簡単です。
〇IoTを活用した快適な居住空間
専用アプリ「ミルエア」を使って,現在の空気の状態の見える化や遠隔操作やお手入れ時期をスマホに通知する機能など本体の機能をより引き出すことが可能です。
アプリではどんな汚れがどれくらいあったかやどれくらい綺麗にしたかなどを1時間ごとに表示してくれます。
また最大4台まで登録でき、各部屋の運転状況などを見ることができます。
給水タイミングやお手入れ時期などもアプリで案内してくれて、お手入れ方法は動画付きでとても分かりやすいです。
わたし流運転はどの汚れを重点的にきれいにしたいか、騒音や加湿度合いなどの質問に答えるだけで自己流の運転状態を調整する機能です。
Wi-Fi環境と専用スマホアプリのインストールが必要です。
使用感レビュー
ここからが使用感レビューとなります。
加湿・空気清浄機能
PM2.5濃度やほこり濃度を測るものは持っていないので,加湿空気清浄機によってどれくらい空気がキレイになったかを数値的に比べることはできませんが,以下のようにセンサーや加湿機能は十分すぎるくらいに稼働して汚れを検知しています.
コーヒーを淹れた後や料理中などはにおいセンサーが反応する.
換気のために窓を開けるとPM2.5センサーがすぐさま反応する.
窓を閉めて数分経つとセンサーの反応が収まる.
アナログの温度計も導入前の30%から60%まで針が振れている.
各種設定の操作性
センサーの感度設定や汚れサインの消灯,給水のお知らせ音の有無,などの各種設定を変更することができますが,ボタンを2個同時に3秒間長押しして任意の設定のランプが点灯したらボタンから手を離すというひと昔前の設定変更方式でした.
最新の上位機種ならディスプレイを使って変更できると尚良いのではないかと思います.
ただし,これらの設定は頻繁に変更するものでは無いので,コストダウンの観点で言えば致し方無いのかな?とも思います.
アプリの使い勝手
専用アプリの「ミルエア」に連携する機種は1台しか無いので,多室連携のような機能は使いこなせてはおりませんが,使い勝手は非常に良いと思います.
公式HPにもあったように,給水やプレフィルターの掃除タイミングをお知らせしてくれたりなど普段の生活に溶け込めるような設計になっていると感じました.
私の家は固定Wi-Fiではなく,モバイルWi-Fiを使っている関係で,空気洗浄機が24時間通信している状況ではありません.
通信できない時間帯は,遠隔操作や汚れの度合いの確認はできません.
IoTをフル活用するには固定Wi-Fiの契約が必須となります.
給水頻度
私の家の広さは8畳一間程度です.給水頻度はおおよそ1日に1度程度です.
平日の日中は,基本的にエコモードで運用してるので,加湿量はそこまで多く無いと思います.
在宅ワークや子育てなどで自宅に居る時間が長い方は1日に2回給水ができれば安心できる容量があると思います.
湿度表示と実際の湿度の誤差
アナログの湿度計(TANITA:TT-557)を空気清浄機から1〜2m程度離して湿度を比較すると,アナログ湿度計の方が空気清浄機の湿度表示よりも5-10%程度低く表示されました.
空気清浄機の湿度センサは本体の側面に設置されているので周辺の湿度よりも少し高めになる傾向がありそうです.
空気清浄機の湿度表示部には「現在の湿度の目安」と記載されているのでメーカー側も表示は目安程度にと考えているのだと思います.
ちなみに,アナログ湿度計を空気清浄機の上に置くとほぼ同じくらいの湿度を示しました.
お手入れのしやすさ
給水タンクやプレフィルタのお手入れはとてもしやすいと感じました.
しかし,給水トレイは凹凸があり角まで洗いには綿棒や歯ブラシが必要だと感じました.
また,給水トレイのお手入れ推奨頻度は1ヶ月に1度とされていますが,連続使用2週間くらいで少しのヌメリを感じました.
この程度であれば,スポンジでささっと擦れば簡単に取れました.
まとめ
終盤で湿度計の誤差や給水トレイのお手入れに対する不満などを記載しましたが,
加湿空気清浄機の空気を綺麗にする機能に関してとても満足しております.
ナノイーX48兆個は,2021年モデルではこの最上位モデルのF-VXU90のみです.
上位モデルではなくても良いという方は1つ下のF-VXU70でも良いと思います.
これから,花粉や黄砂の時期なりますので,購入の検討をオススメします!
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